shiro-mirin license 白みりん検定

料理の魅力を高める
白みりんは流山で生まれました

千葉県流山市の江戸川沿いに位置する
「白みりん発祥の地」流山本町。
江戸川の水運や白みりんの醸造で栄えて、
当時の面影は今も残っています。
そんな歴史のある町で生まれた調味料。

プロの料理人も惚れる、白みりん。
和食を豊かに、お菓子作りにも活躍しています。

白みりんの魅力

白みりん

多くの料理に使われる調味料・本みりんの原形である白みりん。

千葉県流山市の江戸川沿いに位置する「白みりん発祥の地」流山本町。
この地域は、江戸時代から大正時代にかけて、江戸川の水運や白みりんの醸造で栄えてきました。当時の面影は今も残り、神社仏閣をはじめ明治時代の建築物や老舗店、土蔵などが点在しています。

歴史的な建造物は国の登録有形文化財や市の指定有形文化財となっているものも多くあります。また、古民家カフェやギャラリーなどとして生まれ変わっているものもあり、人気のスポットとして多くの人が訪れています。

流山発祥の白みりんは、二代堀切紋次郎と五代秋元三左衛門によって試行錯誤の末、造られたといわれています。江戸の料理文化の発展とともに調味料として江戸の町に浸透していったそうです。 多くの料理に使われる調味料・本みりんの原形である白みりん。「流山白みりん検定」では、本みりんの基礎知識から実際の活用法、白みりんの歴史や流山の歴史をお伝えしています。

流山白みりん検定

白みりん検定とは?

流山市は、和食には欠かせない「本みりん」の原形である白みりんが
生まれたまちであることをご存じですか?

江戸川の清らかな水と、その水で育まれる米

もともと野田のしょうゆ醸造などとともに、流山のみりん醸造は盛んに行われていました。
江戸時代前期に江戸の治水や水路の開発、整備を目的として江戸川が開削され、流山は水運によって江戸という大消費地とつながります。
醸造業が栄えた背景として、江戸川という豊富な水源の存在があります。
清らかな水と、その水で育まれる米。米が主原料となるみりん造りにおいて、流山という土地自体がみりん醸造に適していたのです。

流山で酒造業を営んでいた堀切家の「万上(まんじょう)みりん」、同様に秋元家の「天晴(あっぱれ)みりん」は、遅くとも19世紀初めには醸造・販売が開始され、江戸の料理文化の発展とともに、江戸川近くに醸造所があったことから、江戸へ船で積み出すのに都合がよく、江戸はもちろん、京都・大阪にいたるまで広く知られるようになりました。

流山のみりん色が淡く澄んでいたことから、
「白みりん」と呼ばれ、愛されてきた

流山のみりんは、それまでの色が濃い褐色のみりんと比較して、色が淡く澄んでいたことから、明治時代後期頃から「白みりん」と呼ばれるようになったようです。現在、「万上みりん」は流山3丁目にある流山キッコーマン株式会社の「マンジョウ 本みりん」として、「天晴みりん」は三菱商事ライフサイエンス株式会社の「天晴本みりん」として受け継がれています。

このように流山には、みりんの歴史があり、「流山といえば白みりん」といえます。
「流山白みりん検定」はみりんの基礎知識に加えて、こうした白みりんや流山の歴史、みりん活用法など、流山白みりんにまつわる様々な知識が身につく、流山市が中心となって実施する楽しいご当地検定です。