ギャラリー&ミュージアム

万華鏡とは?

円筒の中にガラス板を入れ、先端部にオブジェクトと呼ばれる物(色ガラス、色紙、ビーズ、鉱物、ドライフラワーなど)の小片を入れて見ます。
鏡の反射により思いがけない画像が生まれ、また更に筒を回転することで、
その瞬間にしか見られない画像が楽しめます。

万華鏡の歴史

1816年スコットランドの物理学者であるデヴィッド・ブリュースター氏が灯台の光をより遠くに届かせるために鏡を組み合わせる実験の最中に万華鏡を発明したのが始まりです。
ブリュースター氏はこれをkaleidoscopeという名前で特許を申請。ちなみにKaleidoscope とはギリシャ語の”Kalos=美しい”、”Eidos=形”、Skope=見るもの”という3つの言葉を組み合わせた造語です。
この発明から3年後には日本にも伝わったそうです。

所蔵作品

カレイドキューブ

作家:ドン・ドーク(アメリカ)

計算されたミラーの長さと角度のトリックで、まるで立方体が浮かび上がっているように見える大型の万華鏡

望遠テレイド

作家:若林寛

見るものが何でも万華鏡に見えるテレイドスコープを遠くも楽しめるように設計した国内唯一の希少な逸品

ウィンドダンサー

作家:ヘンリー・バーグソン(アメリカ)

アメリカを代表する木工万華鏡作家の作品
世界限定30台のうち、日本国内は1台のみ

パチオリ

作家:マーク・ティックル(アメリカ)

凹凸感のある立体世界が広がるダイナミックな万華鏡

パーソナル レボリューション

作家:シェリーナップ

2ミラー、オイルを使った万華鏡で一世風靡したシェリーナップによる作品

スペース

作家:シェリー・モーザー(アメリカ)

立体的に見えるような斬新な内部映像で全世界の万華鏡ファンに衝撃を与えた作品

カトレア

作家:若林寛

デジタルフォトフレームを採用し、花々の画像を楽しめる万華鏡

スウェーデン古民家

作家:根岸清明

丁寧に時間をかけてステンドグラスで作られた家型万華鏡

秋草2010

作家:中里保子

アメリカで開催されるコンベンションに向け、日本の文化を色濃く表現した作品